ある事ない事書きなぐり

適当にやっています。

体験版配布のお知らせ

kenmoさんがゲームのはこづめVol.6に収録予定の、菜月ブースト2の体験版を用意してくれました。
http://gamehell.g.hatena.ne.jp/kenmo/20071220
是非遊んでみてください。
収録される物には、クリア後のおまけ要素もあるので、気になった方は是非手にしてやってください。



娯楽の行方
みっくみっくが登録されました。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0712/19/news126.html

これによって、これ関係の音を許可なく配信すると徴収されるんだと思いますが、個人の作品だという事を考えると、金銭的利益を得るか、金銭的利益なくおおくの人の聞いてもらうか、どっちが幸せなのか考えさせられる。

この話の続きには、違法ダウンロードを取り締まる、という内容がきます。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0712/18/news125.html

配布する物に許可が必要という事になると、逆に言えば許可を得ていないサイトでのファイルの配信は、乱暴だが全て違法という見方もできる。
現在は音楽の配信が焦点になっているようだが、音楽が適用されれば、画像、文章にも適用したいという動きもある。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0710/05/news066_3.html

そうなった場合、全てのものに配信する許可が必要となってしまうと思います。
そもそもなぜこれが必要なのかというと、娯楽産業が利益を上げるために必要なわけです。
しかし娯楽に金をだせる様な環境では、娯楽の幅が広がり需要は分散します。
そのうえ、娯楽産業に対する知識が底上げされ、個人の知識のレベルも上がっていきます。
娯楽というのは、変な言い方をすると生きるのに必須ではありませんし、人が感じる面白さなんて巨額の金を使わなくては得られないような壮大な物じゃないと思っています。

個人の娯楽に対する知識が上がれば、個人が娯楽を生み出す事もできるようになります。
商業よりクオリティは低いとても、それを面白いと感じればそれで需要は満たされてしまうのではないでしょうか。需要の質も変わってきている様にも思います。

今回の件は商業が利益を上げるため、商業以外の個人が生み出す娯楽コンテンツは禁止したいのだと思います。
思いついた自作コンテンツの配信が、違法となってしまう可能性もあるのです。
そんな状況のなかで、個人で娯楽を生みだそうと考える人が生まれるのでしょうか。
もしくは全てのコンテンツは製作者に対価が払われるのでしょうか。

その辺から、今ある過去の延長線上の利益を上げるための仕組みを変えないといけないんだと思います。
自分でもいい案は思いつきません。難しい問題です。

少し話題を変えて。
PCによってデータ化が出来る物は、既に触れる物である必要がなくなっている様に思います。
CDを買ってきて、借りてきてMP3にし移動中に聞いている人も多いのではないでしょうか。
最近、物理的な物を売るという供給にたいして、データだけあればいいという需要は満たせていないのではないかと感じています。
近年ゲーム機でも、オンラインでソフト、コンテンツを販売する動きもあります。
こういった形で販売をするのもありなのかもしれません。

時代にあった供給が必要なはずです。
CDプレイヤーでしか聞けないCDを買う人が減るのも当然ですし、リアルタイムで見なくてはいけないテレビを見る人が減るのは当然です。
だって不便でしょ?
どこでも手軽に聞けて、見たいときに見たいコンテンツが見れる方が便利です。
それより劣ってるメディア、機械で配信して使用人口が減るのは不思議なことではなく、もっと不便にすれば物が売れるという考えは成り立たないと思います。
購入の敷居を下げ、分散した他の客を得る方法を考えた方が建設的ではないでしょうか。
ファイルという形を求めたとき、今その形式でもっとも簡単な方法がネットワークを使ったコピーなのではないかと思います。
物でデータを販売する、という方法が既に不便で敷居が高いという点から考えるのは、間違っていないと感じています。